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有馬温泉〜陶泉御所坊〜
陶泉御所坊
いい国(1192)造ろう鎌倉幕府の前年、1191年(建久2年)の創業と言われる陶泉御所坊。
谷崎潤一郎「細雪」のヒロインのモデルは御所坊に好んで通っていたほか、長編小説「猫と庄造と二人のをんな」には御所坊の名前が実名で見られ、また与謝野晶子や作家の吉川英治は御所坊にちなんだ歌を残しているほどに多くの文人墨客に愛される陶泉御所坊。
※文人墨客(ぶんじんぼっかく)=詩文や書画などの風流に親しむ人
与謝野晶子は「花吹雪 兵衛の坊も御所坊も目におかずして空に渦巻く」
と、御所坊前の桜並木の風景を詠み、
吉川英治は 「水音や二階に高き河鹿かな」
と、「聴水御坊」の客室から御所坊前の滝川のせせらぎを詠んでいる。
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昭和初期建造の木造3階建て |
入り口隣の待合室
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部屋にはアンティークな調度品が |
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重厚にお待ちかね。 |
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