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人生の終わりはいつやってくる?
人生の終わり
朝起きると「これは、やばい」、「とうとう来たか」と、とっさに感じた。
昨日まで何とも無かったのに、体が熱くてなんともだるいのだ。
これはひょっとして今までに、経験したことの無い病気かもしれない。
なにやら恐ろしい名前の病気に違いない。
結果は、なんのことはない、ただの風邪だったのですが、39度台の熱が3日間続くことになります。
いや、ただの風邪と言うにはちょっとつらつぎる。
辛くて、熱くて、寒くて。
熱いのに寒い。
これが悪寒というやつなんだろう。
布団に毛布。
何枚賭けても寒い。
ぶるぶると震えが来る。
熱さと悪寒が交互にやって来だした。
その時思ったのは、この世の中には魅力のあるものがいっぱいある。
お金だとか名誉だとか地位だとか学歴だとか。
でもこれにかなうまい。
「健康が一番」
何もする気力も体力も無く、物事を考える余裕は無かったのですが、そう思ったのです。
さあ、風邪も治った。
何故かまだ眼底と頭の奥が痛いのですが、今まで以上に使えるもの(頭と体)は使ってやる、との思いが湧き上がってきます。
人生の終わりは、いつやって来るか分かりませんから。
使えるものは使ってやる。
使わずに死ねるものか。
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