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社内公用語英語の社会公用語!英語社内公用語化は必要?

社内公用語英語の社会公用語!英語社内公用語化は必要?楽天社長の三木谷浩史さんが中間決算発表を日本人を相手に英語で行った。「ここは日本なので日本語でお願いします」(英語かぶれが自慢したいだけなんでしょ)って言われても意に介さず無視である。








社内公用語!英語の社会公用語!英語社内公用語化は必要?


英語の社内公用語化


日本では英語は必要ないけれど英語を学習する必要がある。
なんのこっちゃ。

2010年8月5日、楽天社長の三木谷浩史(みきたにひろし)さんが2010年6月中間決算発表を日本人を相手に英語で行った。

会場からは「ここは日本なので日本語でお願いします」って言われても無視。

ただ自慢したいだけなんでしょ、英語かぶれの三木谷さん、てな具合に批判に晒されても無視である。



三木谷 浩史(みきたに ひろし)さんは1965年生まれ兵庫県神戸市出身。
楽天株式会社の創業者で代表取締役会長兼社長である。

一橋大学商学部を卒業し日本興業銀行に入行。
ハーバード大学経営大学院を修了しMBAを取得。

銀行を退社後に楽天を創業して会長に就任。
父は神戸大学名誉教授の三木谷良一さん。



母はニューヨークで過ごしたことのある帰国子女である。
姉は医師で兄は大学教授。

祖父は商社マン。
妻とは日本興業銀行テニス部で知り合っている。

・・・ぐうの音もでない・・・なんという華麗な一族であろうか。



一方、ホリエモンさんはサラリーマンの家庭で育っている。
うん、普通である。

でも、うーん。

近鉄球団買収の件で日本社会の支配層に嫌われて楽天の三木谷さんに持って行かれた理由が分かるような気もするな。



さて、我らは習得できなくてつらい思いをしたが、日本の学校教育における英語学習は、そりゃー熱心なものである。

しかし現実の日本社会では英語は必要ないと来た。

だったら学校で英語を習う必要はないのではないか、と素直に思うところであるが、でも我らは必要はないけれど英語を習う必要があったのである。



と、そのようなことを学校の先生が説明をしていたようにも思うけど、その論法がどうにも思い出せない。

教養は人間の幅を広げるとかなんとか言ってたのかな。
それともそんな説明もなしにいきなり英語学習へと突入してたか。

いや、露骨に高校受験、大学受験には必要だからという理由だったか。
うーん、思い出せない。



何でもそうだけど必要でないものはいくら強制されたとしても身につかないものである。

従って、我ら日本人は何年もかけて英語を学習したけれどひとつも覚えてないというわけなのだ。

まさに英語のパラドックスである。
まあ、必要にかられなかったという理屈通りだろうけど。

そんなこと言えば、数学も化学も物理もそうである。
絶対に必要だったのは国語ぐらいなものだ。



まあ、人間何に萌えるか分からないから、一応何でもやってみるか的なリトマス試験紙だったのかもしれない。

そりゃーどこかの国のように他国に占領されて母国語をズタズタにされたりなんかすれば英語を覚えるしかコミュニケーションの方法がないのだから、どんな人だってスムーズに覚えてしまうっていうわけなんだけど。

でも幸か不幸か、日本は占領されても英語を押し付けられなかったし、第一、不必要なものを覚えるほど人間の脳はアバウトに作られてはいない。



それじゃー、日本において英語が必須になればいいのか。
それだったら英語のパラドックスは崩れるだろう。

ということで、三木谷さんは英語を楽天に導入したのである。
そもそも、英語なんてものは、何の躊躇もなく覚えてしまえばいいのだ。

大したことはない。

たかが言語である。
たかが道具だ。

大事なのはその言語を使って何をしゃべるか、何を書くかの方である。
必要ないとか教育に欠陥があるとか、しのごの言うんじゃない。



そういえば、英語と同じように日本人がかたくなに敬遠する言葉に「有名」というものがある。

そんなにかしこまった言葉でもないと思うけど庶民には縁遠い言葉となっている。
そんなに遠慮せずに、みんなどんどん有名になったらいいのに。

ホームページを作って好きなことを発表するだけで誰もが見てくれるじゃないか。
そしたらたちまち有名人だ。



有名なんていうものはホームページを誰かが見ている的な程度のものである。

そのためのコストはゼロ、リスクはゼロ、可能性は無限大なんだから、しない手はないだろう。

そう、ホームページなんてものは国民全員が作って、全員が相互に見るようにして、みんなが等しく有名になって、加えてみんなが対価を払い合い、ネット上で相互に養い合える世界の創造へとつなげばいい。

いいことずくめである。



要は、人間とは存在するかぎり、個性を発揮することをよしとするべきこと。
そしてその行為をごく普通にするべきこと。

個性とは自分の考え方を持つことであって、それを発表すれば有名と言われるものになれるということである。

あんたらが、自分の考え方を持たずに、持ってもそれらを発表しないものだから一部の人間が特別扱いされて有名人扱いされてしまう。

そんなのは、はなはだ迷惑なのだ。
なにを消費者づらして呑気に構えているのか。

さっさと自分の意見ぐらいは持ってくれよ。
そして発表してくれよ。
そんなこと早く当たり前のことにしてくれよ。



「天才」なんて言葉も同様だ。

我らははなぜ生まれてきたのか。
それは嫌いな仕事をするためか。

そもそも人間は好きなことをするために生まれて来たんじゃないのか。
自分の好きなことを見つけてさっさとやる。

そうすれば天才なんて言葉は価値を失う。
もともと天才なんて言葉に値打ちなんてないのである。

値打ちを与えて、後生大事にあがめたてまつってきたのは、我ら嫌いなことを嫌々やってる連中の方なのだ。

いい加減やめた方がいい。



「成功」もそうだ。
自分の考え方を持つこと。

これが成功である。
だからそんなに成功を敬遠して特別扱いする必要はない。



三木谷さんの英語での決算発表でふと思った。

なにをごちゃごちゃ言ってるんだ。
だから日本人はダメなんだ。

俺は普通のことをしているまでだ。
そんな暇があったらさっさとやれよ。

そう、「英語」もみんながしゃべれば単なる道具に過ぎなくなる。

三木谷さんは、日本国家100年の大計のため、100歩先の日本人像を敢えて刺激的に見せていただけなのだ。

あんたらは言い訳ばかりして一向にあらたまる気配がない。
論理的に口で説明しても通じない相手には、強制的に分からせるだけだ。



企業が英語必修になれば、大学が変わり、大学が変われば、高校が変わるだろう。
そして教育全般が変わっていくのである。

英語の決算発表には、そんな遠大な志が隠れているのである。

確かに、何もせずに放っておいたら英語教育は100年変わりそうにない。
だったら自分が変えてやる、か。

日本人英語かぶれ化計画で、英語を普通にしてしまえ。
英語社内公用語化は過度な英語恐怖症への皮肉でもある。


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