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ひとり映画シネマレビュー NINE ナイン
2010年4月22日(木)鑑賞
NINE
映画「シカゴ」の監督ロブ・マーシャル監督作品NINE(ナイン)を鑑賞しました。
このまたキャストが豪華絢爛すぎるじゃないか。
そしてそのキャストが最低1曲は歌を僕らのために歌ってくれるのだ。
またその歌が精いっぱいの演技と声量なのである。
それはもう引け目に感じてしまうほどだ。
だって、こちらは1000円ちょっとを払っているに過ぎない。
なのにキャストは、一生懸命に歌って踊ってと、熱の入った演技をしてくれるのだ。
しかも総じてみんな歌がうまい。
もう感動するほかない。
素晴らしすぎるじゃないか。
人間にスポットを当てているミュージカルだからだろうか。
CG中心の映画なら、どうせコンピューターに作らせたんだろ、と評価は低くなる。
でも、人間中心の映画は、人力ですべてを行い、演技も隠しようがないし、飾りようがない。
すべては人間のやる気と技量と一生懸命さで決まってしまうのである。
もちろん曲はすべてよかった。
どうだろう。
このあり得ない豪華な共演には、僕らはもう打ちふるえるしかないだろう。
世界的映画監督グイドを演じるのはアカデミー賞主演男優賞を2度とったダニエル・デイ=ルイス。
ダニエル・デイ=ルイスをまさに囲むようにアカデミー賞常連美女をこれでもかと揃えて配置している。
こんなパラダイスがこの世にあっていいものだろうか?
ダニエル・デイ=ルイスの愛人役には、ウディ・アレンの「それでも恋するバルセロナ」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したペネロペ・クルス。
ペネロペ・クルス、なんともかわいそうな役を演じていた。
不憫でしょうがなかったよ。
ダニエル・デイ=ルイスの妻役には、アカデミー賞主演女優賞を受賞した、マリオン・コティヤール。
浮気な夫を持つマリオン・コティヤールはつらそうです。
浮気事件に関しては、外国人は、すぐに裁判沙汰にして大金をもって制裁を加える。
だから、外国人夫婦の場合、浮気なんてそうそうあり得るもんじゃない、と、そんな印象があったんだけど、マリオン・コティヤールは法廷闘争もせずに耐え忍ぶばかり。
うう。
不憫でしょうがない。
ダニエル・デイ=ルイスが制作しようとしている映画には、アカデミー賞主演女優賞を受賞した、ニコール・キッドマンが、気丈でプライドの高い女優で出演している。
ニコール・キッドマン。
くーーー。
かっこいいじゃないか。
また、名前がいい。
キッドマンて。
ギャングぽくて、また、ヒーローぽくてとてもいい。
ダニエル・デイ=ルイスの同僚で女性デザイナー役には、アカデミー賞助演女優賞を受賞し、映画007シリーズでジェームス・ボンドの上役Mを演じたジュディ・デンチ。
やっぱり、007で観たと思ったよ。
ダニエル・デイ=ルイスのママ役には、アカデミー賞主演女優賞を獲得した、ソフィア・ローレン。
懐かしくもあり、元気でもあったけど、昔のままの印象が残ってる僕にとっては、受け入れがたい現実でもあった。
時間とは残酷なものである。
でもそれが現実なのだ。
ダニエル・デイ=ルイスと浮気しそうになる女性記者役には、ゴールディ・ホーンの娘、ケイト・ハドソン。
ケイト・ハドソンの歌と踊りがこりゃまた最高。
歌声が頭にこびりついて離れなくなってる。
ダニエル・デイ=ルイスが幼き頃遭遇した娼婦の役は、人気ミュージシャン、ファーギーことステイシー・ファーガソン。
砂をけり上げ、砂とともに踊り上げ、唸り声を腹の底から絞り上げ。
さすが圧倒的な実力と人気を兼ね備えるミュージシャン、ファーギーである。
こぶしがきいてます。
映画全般を通して、歌も踊りもすべて練り上げられていて鳥肌ものだった。
実際、これほどのメンツが同じ画面に勢ぞろいしてるのだから、その光景を見られるだけで幸せで夢心地となれる。
誰が何を言おうが文句なく☆3つ。
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