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ひとり映画シネマレビュー 告白
2010年6月5日(土)鑑賞
告白
映画「告白」を観ました。
15歳以上が観覧できるというR15+指定。
どうりで、松たか子さんが怖すぎる。
また、木村佳乃さんが愚かさを演じる。
なるほど。
なるほど。
確かにR15+指定だ。
なにせ中学生が人を殺す話なんだから。
全体的に、嫌な感じで中学生が描かれているじゃないか。
いや、待てよ。
嫌な感じなんて感じのいいもんじゃない。
中学生が掴みどころのない奇妙な存在だと良く分かる。
我らが中学生だった時を思い出す。
確かに、何も考えていなかった。
海のものとも山のものとも自らが分かっていない。
ましてや、他人なぞに分かるわけがない。
中学生とは無思考なり。
中学生とは無責任なり。
そして無責任とはなんという恐怖であろうか、ということだ。
という気味悪さがよく伝わってくる映画であった。
そんな気味悪い学校の中で、いじめを止めさせようとすることは命懸けの挑戦である。
皮を切らして肉を切る。
肉を切らして骨を切る。
そんな巧緻な戦略と覚悟がいるものなのだ。
映画中盤の、いじめを止めさせるくだり。
これは、とてもじゃないけど正攻法なんてもんじゃない。
なるほど、狂気を演じればいじめを止めることもできるのか。
毒をもって毒を制すか。
狂気には狂気をもって対処しろ、か。
【映画告白関連】
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