価値辞典〜本音の検索〜 >> 垂涎の的なり!メールマガジン >> メールマガジンの履歴!メールマガジン☆バックナンバー! >> ビッグマック指数とは?購買力平価説とは?購買力平価とは?

ビッグマック指数とは購買力平価説とは?購買力平価とは?

ビッグマック指数とは?購買力平価説とは?購買力平価とは?イギリスの経済専門誌「エコノミスト」によって考案されたビッグマック指数とは、各国の経済力を測るための数値のことで、マクドナルドで販売されているビッグマック1個の価格を比較するものである。

本音検索サイト価値辞典どうでもいいことに時間と労力と人生を掛けるくらいならトップページへもっと価値辞典を!









メルマガ登録はこちら↓メルマガ登録

垂涎の的なりメールマガジン






ビッグマック指数とは?購買力平価説とは?購買力平価とは?


ビッグマック指数とは 購買力平価説


イギリスの経済専門誌「エコノミスト」によって考案されたビッグマック指数(Big Mac index)とは、各国の経済力を測るための数値のことで、マクドナルドで販売されているビッグマック1個の価格を比較するものである。

ビッグマックといえば全世界のどこで行っても同一品質のものが食べられる。
そこには各国で調達された原材料や店舗に費用、光熱水費、店員の労働賃金が価格に反映されていて国の総合力を見るのに適しているというのが基準とされた理由である。



スウェーデンの経済学者グスタフ・カッセルの購買力平価説(こうばいりょくへいかせつ)によれば、物やサービスの値段は、同一品質の同一商品の価格はひとつに決まるというのである。

各国の通貨の購買力は、財やサービスが自由に取引できる市場では、同じになるという、いわば一物一価の法則である。



2010年10月13日現在の為替市場レートでの各国のビッグマックのアメリカドル換算での価格は、日本3.91ドル、アメリカ3.71ドル、中国2.18ドルとなっている。

2010年10月といえば、1ドルが81円近辺で推移していて15年ぶりの円高に日本中が喘いでいる頃であるが、ビッグマック指数からすると、多少円高が進んでいるということになる。

また、中国の方は、元がかなり過小評価されていると言えるのである。

なお、購買力平価とは、ビッグマック指数とは違って、より多くの商品やサービスを含めて計算された指数となっている。


====================================================================
*^o^*――――――*^o^* 『価値辞典』〜本音の検索〜 *^o^*――――――*^o^*
====================================================================
―――――――――――――――――――――――――――――――☆☆☆
2002年4月21日(日)第19号 473+157 部発行 http://www.kachijiten.com/
―――――――――――――――――――――――――――――――☆☆☆
------目次----------------------------------------------------------
「お金」
9.お金を求めた歴史
--------------------------------------------------------------------
┌─
│ ▽▽ お金を求めた歴史 ▽▽
└─────────────────────────
--------------------------------------------------------------------

戦後、日本は欧米の豊かな生活に近づこうとしました。
そこで、まず最初に掲げたのが、みんなを均衡に豊かにすることです。

みんな貧しい → みんな豊か

みんなを豊かにするためには、お金を配る母体である会社を豊かにしなければなりません。

会社に於いては、工業製品を生産ラインに乗せて組み立てます。

そのラインに沿って、組立作業を同じレベルでこなすことができる人間を並べる必要があり、そのために、画一的な教育を受けた人材を育成して来たのです。

画一的とは、個別の事情は考慮せず、規格どおりに、すべてを一様にすること、同じ水準の理解力と会社への忠誠心さえあれば、個性や突出した能力などは必要ではなかったのです。

--------------------------------------------------------------------

会社への忠誠を誓わせ、均衡の取れた安定した生活を保障するためには、終身雇用制度と年功序列賃金を採用して来ました。

ひとつの会社に忠誠を誓っていてさえいれば、死ぬまで安定した生活給が貰えるのです。

会社に直接的には関係のない家族にも手当てを出したり、老後のことを考えて退職金を出したりしたのです。

均衡とは、複数のものの間に釣合がとれていること、年齢が上がるほどお金も上がり、決まったことをやりさえすればそれ以上はやってもやららなくても同じ賃金、会社に貢献した、会社に儲けさせたという能力の差によるお金ではなく、生活をするお金、これが戦後日本が取ってきた均衡と言う名の正体です。

そして、早く大量に画一的な人材を育成するためには、小学校から大学までを生産ライン化する必要がありました。

また、知識を詰め込むだけの規格教育を忠実に実行する人間を、生産ラインに沿って並べる必要もありました。

--------------------------------------------------------------------

考え、創造させる代わりに、決まった分量の知識を詰め込むだけの生産ラインに。

工場に加え学校へも、このようにして効率的な組み立てラインは作られてきたのです。

ところが、思惑どおりに運んでいたかのように見えていた日本でしたが、今や、技術はアジア諸国にキャッチアップされ、事情が違ってきたようです。

低賃金で作られた外国製品が国内に大量に流通し、猛烈な価格競争を引き起こし、物の値段が下がり続けるデフレ経済を演出しています。

同じようなものであるのなら安いほうが売れるのが経済の常。

安さの決め手は、賃金が安いかどうか、そして、その安い賃金でどれだけの数の人間が働くことができるかです。

中国には世界の4分の1近くに当たる13億人の人口と、日本の20分の1の賃金で懸命に働く優秀な労働力があります。

インドネシアには2億人の人口と、賃金に至っては日本の100分の1などと言われています。

このような数字は移ろい行くもので、別に覚える必要もないものですが、因みに、2000年時点の生産労働者時給の比較である米労働省による2000年国際賃金指数調査によると、米国の賃金を100として、日本は111、韓国41、シンガポール37、台湾が30、香港が28となっているのです。

====================================================================
■ 発行・購読・解除→『価値辞典』編集室:http://www.kachijiten.com/
■ お問い合わせは:editor@kachijiten.com
+------------------------------------------------------------------+
Copyright(C)2001 kachijiten. All rights reserved. 転載,転送,複写,引用不可
+------------------------------------------------------------------+
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000074483)
====================================================================


ビッグマック指数とは・購買力平価説関連ビッグマック指数とは・購買力平価説関連


一人暮らしの生活費はいくらかかる?老後の生活費はいくら必要?

























価値辞典〜本音の検索〜 >> 垂涎の的なり!メールマガジン >> メールマガジンの履歴!メールマガジン☆バックナンバー! >> ビッグマック指数とは?購買力平価説とは?購買力平価とは?

Copyright(C)2001- Kachijiten. All rights reserved.

         






Presented by Kachijiten


『価値辞典』〜本音の検索〜

「ビッグマック指数とは?購買力平価説とは?購買力平価とは?」

 Copyright(C) Kachijiten. All rights reserved.

『価値辞典』には色々な考え方が詰まってます。