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日本の貯蓄率!中国の貯蓄率!貯蓄率の推移!貯蓄率国際比較
貯蓄率(ちょちくりつ)
貯蓄率とは貯蓄額を可処分所得で割った比率のことである。
アメリカが数%しか貯蓄しないのを、少ない国だな、と思っていたけど、日本の家計貯蓄率も1973年度に23.2%あったのが2004年度には2.7%にまでに下がっているというのである。
これに対して、登り龍、中国での家計貯蓄率は1980年代の約35%から2005年の約50%にまで上昇しているのである。
日本もかつては贅沢を戒め質素倹約を旨としてつつましい生活を送っていたのだが、いつの間にやら兄貴分のアメリカさんの真似も板についてしまって、食って捨てるという贅沢食い、いや食わずに捨てるという資源浪費が普通になり、誇示的消費が価値を持ちだした。
誇示的消費とは、文字どおりお金持ちであることを誇示するための消費である。
なんとかのバックとか、なんとかの車にバカがバカらしいほどの金を消費することである。
バカらしいと言えば、アメリカでは留守のペットのためにクーラーや暖房をつけっ放しにして出かけると聞いて驚いたこともあったが、なんと今や日本も普通にそうするようである。
外にいた獣はいつの間にか部屋に上がり込み、自分が何者なのかが分からなくなっているに違いない。
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*^o^*―――――――――*^o^* 『価値辞典』 *^o^*――――――――――*^o^*
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2002年1月18日(金)第8号 482 部発行
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お金(4)〜なぜお金を貯めるのか?〜
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貯蓄が良いとか悪いとかではありませんし、貯蓄をするとかしないとかは自分で決めるしかありませんが、2000年の日本の家計における貯蓄率は、27.9%あります。
因みに、アメリカは4%後半。
正確な数字または解説は、どこかで確認して頂くとして、ここでは日本は“多い”ということを認識することに意味があります。
ここで改めて、前述の式、
幸せ=行動→何かを得る
に当てはめてみます。
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財産を残すのも、貯蓄するのも、行動の蓄積を何にも変換していないのだから“幸せではない”と言うことになります。
「私は貯蓄をしているが幸せである。」と言われる方も、もちろんいらっしゃるかと思いますが、「貯蓄をしているから幸せにはなれない。」がポイントではなくて、行動と、その蓄積である“貯蓄”を使って何を得るのかが重要なのです。
お金のほとんどを貯蓄しても、行動及びそれから得られるもので幸せを感じられるのなら、それはそれで幸せであり、逆に、貯蓄をせずにほとんどのお金を使ってしまっても、行動及びそれから得られるもので幸せを感じられないのなら、それは幸せではないのです。
ここでの、“幸せ”は、その源である行動が“好きなこと”であるかどうか、それから“何を得るか”で決まります。
“貯蓄”の意味も“行動の蓄積”と捉え直す必要があるのでしょうか。
貯蓄そのものが幸せであると言われる方は、本当に「私の人生最大の目的は貯蓄である」、「私の人生最大の目的は遺産を残すことである」と言えるかどうかご確認ください。
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さて、貯蓄する理由ですが、老後の不安、失業の不安、健康への不安、そして、子供の未来への不安が考えられますが、ちょっと考えると、どれも“生きていくため・生活するため”、
・老後の不安→貯蓄する→老後も“生きていくため・生活するため”
・失業の不安→貯蓄する→失業後も“生きていくため・生活するため”
・健康への不安→貯蓄する→健康を損なった後も“生きていくため・生活するため”
・子供の未来への不安→貯蓄する→自分の死後も子供が“生きていくため・生活するため”
に置き換えることができます。
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生きて・生活をすること自体は、確かに“幸せ”ですが、そんなことを言ってしまっては生きているものすべてが幸せであり、個性とか志向とかは関係がなくなってしまって、どのような生き方をしても生きてさえいれば、生活さえしていればそれに当てはまってしまうことになります。
そこには、プラス何を得るか、が問題になってくるのは、お分かりになりますね。
もう一度確認します。
「貯蓄(生きていくだけ・生活するだけ)が、あなたの人生最大の目的ですか?」
「そうではなくて、欲しいもの買いたいものがないのだ。だから貯蓄している」
「それでは、10年前はありましたか?5年前は?5年後はありますか?10年後は?」
「将来マイホームを購入したいと思っている」
「家、車、テレビ、ビデオ、パソコンなど、生きるため生活のために必要なものではなくて、好きなこと、生き甲斐を感じられること、ライフワーク的なことに費やしたかどうかです」
「家を求めて、家族が居て、旅行をして、趣味をして、それで十分幸せ・・・それ以外、それ以上は考えたことがない」
「では、今やっている仕事はすきですか?上司は?自分のやりたいことはやっていますか?」
「仕事と上司は選べない。そんなことも知らないのか。仕事は仕事、だから趣味や家庭を重視するんです。やりたいことをやる!あなたの言っていることは変ですよ」
「・・・」
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