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勝ち組ちょっと負け組たくさん - 提供「価値辞典」
勝ち組 負け組
新聞紙上やあらゆる情報からもお分かりのとおり、今や徹底的な競争社会を迎えているようです。
アメリカやイギリスで起こった事は、後日、日本でも確実に始まります。
かつてアメリカ大統領も示唆していた電脳格差などの二極分化は、もはや企業や業種だけではなく個人にも始まっているのです。
中産階級は消え去り、金持ちはますます金持ちになり、貧乏人はますます貧乏人になり、この世を謳歌できる勝者は、たったの1割程なのです。
日本人の9割が貧困にあえぎ、1割の勝者があらゆる富を独占する。
人も企業も生き残りをかけた、そんな時代。
勝つか負けるかは、あなたの行動次第でしょう。
3人に1人をリストラすれば、会社の業績を簡単に向上させることは出来ます。
現に、多くの企業はそうやってこの難局を切り抜けようとしています。
何もしない社員を、会社に不必要な1人を、食べさせていけるだけの懐深い世の中ではなくなってしまったのです。
「自分だけは大丈夫だ」と、思っていたら大きな間違い。
では、勝つとはどういう意味なのか?
リストラされずに会社に残れたり、資産を増やすことが勝つことなのでしょうか。
一流大学を出れたから勝者なのでしょうか。
大企業に就職できたから勝者なのでしょうか。
親から莫大な資産を受け継いだから勝者なのでしょうか。
宝くじが当たったから勝者なのでしょうか。
そんなものは、一時的なもの。
その場限りの勝ち負けに過ぎません。
そんなあさっての方向に、こだわっているうちは敗者でしょう。
そんなチマチマしたことに、こだわっているうちも敗者でしょう。
そんな見当外れをしている内は敗者でしょう。
今はプータロー(世間では敗者)だが、でも、将来成功したとなれば、これはまた勝者に違い有りません。
と言うことは、つまり、トータルで将来を見据えた生き方ができているかどうなのかが、問題なのですね。
他人や世の中が持つモノサシではなくて、自分固有のモノサシを以って、「勝つとは自分にとって何なのか」、そういう価値を見付け出すことなのですね。
人を騙して出世したり、金を奪い取ったり、物を売り付けたり、信用を失ってまでも物欲を満たしたりすること。
果たしてこれが勝ちと言えるのでしょうか。
出世するということは、会社内でのモノサシであって、よーく考えてみれば、出世しなくても満足できる仕事が出来ていれば、それはそれで勝者ではなかろうか。
そう考えれば、結局、他人との比較の内に勝ち負けが決まるのではなくて、己自身の中で自己完結的に決まってしまえるものなのですね。
勝ち組、イコール、「価値組」の席は、1割もあるとお考え頂きたい。
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