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証明問題！いじめが無くせることを証明せよ！
証明問題！
いじめが無くせることを証明せよ！
例えば、「いじめは無くせる」という仮定が「真」だと致しましょう。
この場合、この仮定が成立するために、条件を付け加える必要があります。
この世の中のすべての人が、自らの力で「いじめは無くせる」と思うことだ、ということを。
そう、この世のすべての人が、「いじめは無くせる」と思えばこの仮定は成立してしまう。
逆に、この仮定が「偽」だと致しましょうか。
その場合の成立条件は、この世の誰かが「いじめはなくせない」と思うことにあります。
じゃーなくて、
誰かが実際にイジメを行った時点で、この規則は破綻する？
でもないか。
「イジメは無くなる」という規則なら、いじめが起こった時点で矛盾を来たすこととなるけど、「いじめは無くせる」という規則の場合は、まだ矛盾することとはならない。
だって、「いじめを無くせる」という規則は、人間の努力によって、この世からいじめをひとつずつ減らせるかどうかというの可能性を、この世に問うたものだから。
従って、現にいじめがあったとしても、この規則とは何ら矛盾しないことになる。
しかるに、「いじめを無くすのは無理である」とか「いじめは無くせない」と規則立てる方々が大勢いらっしゃる。
彼らの立てる仮定はこうだ。
この世のどこかで、誰かが現に今いじめを行ってる。
だけど、我らは誰も、命を賭してまで、そのいじめを止めようとはしない。
従って、我は、いじめは「なくせない」と結論付ける。
と、こういうことだ。
でも、私は「いじめは行わない」、加えて、この世から「いじめは無くせる」という論理を立ててみた。
しかるに、皆さんは、「他人がいじめを行う限り、いじまは無くせない」と結論付けて、自分はいじめを行うのか、はたまた、いじめをしないのか自らの意思表示をしないで居る。
あなたは一体どっちの人間だよ？
いじめを行うの？行わないの？
まあ、「無くならない」と思う人の、自らの意思表示は「無くせない」ということだろうと推論するしかないか。
だって、自らの心の底からの血の通った意見を表明しないんだもの。
心のない、意志なき人間がポジティブな訳がない。
そして、「無くせない」と思う人が、実際にイジメを行う人なのだ。
これが「偽」ならば、無くせないと思う人自身がイジメを行わないことになるから、この世から自分が行うであろういじめがひとつ減ったこととなり、「イジメは無くせる」に一歩近付くという現実となる。
であるので、「無くせない」は偽となり、「無くせる」が真となるのだ。
従って、「無くせない」と結論付けた人がいじめをしないなら、同時に世の中も「いじめは無くせる」にならなければ、その人の立てた規則は矛盾することとなるだろう。
ここで、この世の中に、あなたと私だけしか居ないとしませんか。
私は、「この世の中からイジメは無くせる」と宣言しています。
そして、あなたをいじめることを永久に致しません。
２人しか居ないんだ。
私がいじめなければ、この世にはイジメは存在いたしません。
そこで、あなたに残された選択肢は、私をいじめるかいじめないかという２つにひとつ。
さあ、あなたはどうしますか。
あなたは、あなた自らの生き方を決めればいいだけです。
私をいじめて生きていくのか、いじめずに生きていくのかを。
いつもは他人や世の中のせいにして自分の意思表示をせずに生きていますが、今回はさすがに、あなたの意志薄弱ぶりを、私のせいにして逃げる訳にはいきませんよ。
なんたって、この世の中に居るのは私とあなただけだ。
あなたが私をいじめるなら、「イジメは無くせない」です。
あなたが私をいじめないなら、「イジメは無くせる」です。
さあ。
さあ。
どっち？
私の立てた規則は、あなたの決断によってでしか変化しません。
他人は関係がないのです。
お分かりですか。
今回は、自らの結論を出しやすくするためと、他人のせいにしないために、考えやすく単純に地球上に２人しか存在しないことにしてみました。
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