|
先ずは湯元長座の看板をご覧あれ。13軒あると言われる福地温泉の湯宿の看板は、すべて規格や色調がこのように統一されています。
その奥にある駐車場に車を停め、いざ進まん。
そう言えば、駐車場は土でした。温泉宿は、安易にアスファルトやコンクリートで固めることは致しません。
|
湯元長座の入口です。 |
|
|
|
これから始まる宿屋の1日に思いを馳せながら、長い渡り廊下を歩きます。
いや、小さな子供は走ってます。
|
夕暮れの渡り廊下も趣があります。おや、また子供が走っている。
|
|
|
|
通路の横には小道もあります。
|
|
|
終点には、
|
|
|
|
囲炉裏のある小屋があり、その隣には、
|
「ご宿泊のお客様へ
こちらは、夏野菜です。
どうぞお召し上がり下さい。」
とあります。
|
|
|
|
「それじゃーさっそく」と、食したトマトは、とても冷たくて格別でした。
|
|
|
築何百年経っているのでしょうか?
古き飛騨造りの民家を移築したという湯元長座。
|
中に一歩足を踏み入れると、懐かしくて暖かい土間がお出迎えです。
|
|
|
これは、受付の前にあるロビー。
|
その横には、熊の毛皮を敷いた囲炉裏の部屋。
座って手を突けば、その剛毛ぶりにちょっと恐怖し、ただ眺めるだけに。
|
|
|
廊下の角にある生花ひとつにも、心遣いが行き届いているのを見て取れます。
|
灯りのともった夜の渡り廊下を進んで行けば、貸切家族風呂へと行くそうな。
|
|
|
重厚な階段を上って2階へ。 |
階段途中のスペースには蓄音機。
|
|
|
途中には、庭を眺めながら休憩することも出来ます。
|
壁飾りは、遊んだスペースを許しません。
|
|
|
窓からは奥飛騨の山々が。
そうかー!ここは奥飛騨だったんだ。
んーん、最高!
|
もういくら歩いたことでしょうか。
どのように歩いて来たかなんて覚えておりません。
それでもまだ部屋には到着しておりません。
窓から下を覗いて見れば、一番最初の玄関が、葉に隠れながら小さく白っぽく浮かびます。
|
|
|
やっと着いた!
|
ドアを開けて
|
|
|
一休み。
|
やはり、部屋の隅も凝ってますね。
|
机の上にある追加料理の
案内と冷蔵庫のメニュー
|
追加料理のご案内
岩魚の骨酒
二合 2,400円
三合 3,000円
四合 4,500円
五合 5,000円
岩魚の塩焼
一本 1,200円
朴葉ステーキ
一人前 2,500円
岩魚の刺身
一人前 1,500円
飛騨牛のたたき
一人前 1,800円
飛騨牛の刺身
一人前 2,800円
|
冷蔵庫のメニュー
ウイスキー 2,100円
ビール 735円
冷酒 787円
サイダー 294円
コーラ 294円
ジュース 294円
ポカリスエット 210円
ウーロン茶 210円
|
|
|
冷蔵庫のメニューが高いか安いかは、人の立場になってものが考えられるか、そうでないかで変わってきます。
んーん、高い。 ここは、標高、確か?700メートルですぞ!
この条件下での、人の苦労というものを考慮して下さい!
いや、標高はそれ程でもないかもしれません。
しかし、場所を考えてください。
ここは、秘境、奥飛騨ですぞ。
|