自分探し厨の深層心理てすと【価値観辞典】

親の成し得なかった夢を子供に託す

さて、その業界の常識を打ち破れば、非日常が始まる訳ですが、

打ち破る人間はいつ現れるのでしょうか。

題名 - 親の成し得なかった夢を子供に託す
親の成し得なかった夢


ある投稿。



何も挑戦せず、何も成し得なかった親の口から、

「親の成し得なかった夢を子供に託す」という言葉が聞かれる場合がありますが、



正確には、「成し得なかった夢」ではなくて、

「何もしていない夢」が正しい表現でしょう。



また、「自分の子供には、好きなことを遣らせたい」、

「自分は出来なかったから、子供には自由に遣らせたい」と、



世間には、このようなことを言う親も居ますが、

幾つかの大きな障害が待ち受けている厳しい道程に、



チャレンジもせず経験もしていない人間が、

果たして本当に、進ませてあげることが出来るのでしょうか。



「安全が第一であって、敢えて新しいことなどに挑戦する必要はない」、

「多少のお金と適度の仕事が有れば十分であって、可もなく不可もない、中庸の生活が最も良い」、



「お金は欲しいが忙し過ぎるのは嫌だ」、

「仕事は面白くないが、責任は負いたくないから、結局サラリーマンが一番良い」などと、



日に日に、或いは夜な夜な、夫婦間で会話していなかったでしょうか。



人間は環境の動物と言われ、人格や価値観及び考え方や思考パターンは、

幼少期から成長期にかけて、親が造り出す環境下で形成されます。



子供は、いつも親の傍らに必ず居て、

親の言動を見聞きし、そして親の真似をするようになり、



洗脳されてしまった脳みそから湧き出す思考パターンについても、

真似をすると申しますか、



そうならざるを得ないように潜在意識には、

それらがすっかりと刷り込まれてしまっているのです。



物事を尋ねるのに、そのことを知らないだろうと思われる人間に、

アドバイスは求めないものですが、



親子に至ってしまっては、影響を排除する術はありません。



もし、そのような業が出来るのであれば、

「転職?素晴らしいじゃないか、どんどん遣り給え」、



という循環が始まる訳です。

題名 - 親の成し得なかった夢を子供に託す
子供に託す


旅行が何故素晴らしいかと言えば、仕事と家庭の往復や、

日常の喧騒や雑踏から離れた非日常だからです。



「転職?素晴らしいじゃないか、どんどん遣り給え」と言えてしまうのも、

実は、それが非日常だからであって、



当たり前のことですが、非日常も、常態化すれば日常になってしまい、

状況がそこまで進んでしまえば、



「転職なんか当たり前じゃないか、どんどん遣り給え」、

という循環が始まることになるのです。



「転職?素晴らしいじゃないか」という言葉は、削ぎ落とされるのです。



このように表現してしまえば可笑しいですが、

人間に、生きるプロとかアマなどは居ません。



強いて言えば、生きている人間全員が、

生きているだけでプロなのです。



そうとなれば、学生のプロ、サラリーマンのプロ、

主婦(夫)のプロ、親のプロ、子供のプロ・・・



世の中には様々なプロが存在することになりますが、

プロと称するからには、



その業界の常識とやらに染まっていなければなりません。



「染まっていなければ」と言うより、学生の常識、

サラリーマンの常識、主婦(夫)の常識、



親の常識、子供の常識と、様々な常識に、

「染まってしまっている」と言った方が良いかもしれません。



能動的に表現すれば、学生業界の常識を知り尽くした人を、プロの学生と、

サラリーマン業界の常識に長(た)けた人を、プロのサラリーマンと言うのです。



さて、その業界の常識を打ち破れば、非日常が始まる訳ですが、

打ち破る人間はいつ現れるのでしょうか。



一旦打ち破ってしまえば、それがまた日常と化し、

そしてまた常識に染まり、



そしてまたまた、打ち破る人間が出てくる、

という何世代にも渡る家族の好循環が始まるのですが。



あなたの家族の好循環の初代は、

一体誰なのでしょうか、あなたなのでしょうか。



世の中を見渡せば、医者の子供は医者、

政治家の子供は政治家、教師の子供は教師、



サラリーマンの子供はサラリーマンと、

その業界の常識を打ち破る人間が出現せず、



当たり前になってしまっている2~3世代継続の循環を、

数多く確認することが出来ます。



自分自身の常識と、家族の常識に染まり切って、

変化を起こしそうにない循環のことを、



「良し」とし、「安定」と考える人達も、確認することが出来ます。

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