自分探し厨の深層心理てすと【価値観辞典】

秘技ニュースの読み方新聞の読み方

そもそも新聞なんてものは、

身構えずとも、ただ読めば良いだけの話。

題名 - 秘技ニュースの読み方新聞の読み方
投稿


幸せとは、奴隷のような囚(とら)われの身や、サラリーマンのような拘束の身に、降り注がれるものではなくて、

会社や組織からの脱出に成功した、自由というものから滲み出して来るものでしょう。



一生嫌いなことをし、僅かなお金を恵んで貰い、カツカツの生活を好んで続ける。

その理由とは、そんな悲惨な人生でも、変えることが非常に面倒臭いからに他なりません。



新聞の読み方



なかなかお見せ出来ない技法、秘技【新聞の読み方・ニュースの捉え方】と、大胆で且つ大袈裟(おおげさ)なネーミングをしてみましたが、

お見せ出来ないも何も、今までの人生で、新聞の読み方・ニュースの捉え方なんてことを講義している人には出会ったことは無いし、



また、見たことも聞いたことも無いので、「これはもしかして、新たなパラダイム(思考の枠組)の発見だろうか!」と、

ひとり色めき立ち興奮してみたりもしましたが、やはり、これはどうでも良いことのひとつなのでしょう。

題名 - 秘技ニュースの読み方新聞の読み方
投稿


そもそも新聞なんてものは、身構えずとも、ただ読めば良いだけの話であって、

そこへ方法論なる偉そうなものを持ち込もうとする辺(あた)りは、かなり胡散臭(うさんくさ)い。



まともに取り上げて相手する価値なんて無いと言っても良い程です。

ではあるのですが、とある日、新聞を読んでいて、「あっ」と思うようなことに気付いたのです。



「そんな大袈裟な」と言われても、気付いてしまったのだから仕方がないのですが、

我々は、無意識のうちに、あるいは意図してか、ある一定の基準に基づいて新聞を読んでいたことを。



ただ何となくか、積極的にかの違いこそあれ、現状維持のスイッチを入れて読んでいたのです。

実は、「今ある状況を維持するためには、何が必要か」という観点から、ずっと新聞を読んで来たのです。


題名 - 秘技ニュースの読み方新聞の読み方
投稿


仲間内の会話に入らんがため、芸能ニュースやテレビ番組をチェックしていたり、

社内での場繋ぎ的話題を、悲しきかな、無意識のうちに頭の中へインプットしていたり。



受験に役立つという社説やニュース解説を読んでいたり、

仕事を少しでも有利に運ぼうと、経済や株式市況の情報を集めていたり。

題名 - 秘技ニュースの読み方新聞の読み方
投稿


クラスのヒーローとならんがため、誰も知らなそうなネタを、いち早く仕入れていたり、

「資格は、人事考課で考慮されるそうだ」との噂話を聞きつけ、急いで開講中の講座などを調べてみたり。



教養ある社会人然として、片っ端から新聞に目を通していたり、

新製品開発のためのヒントを探し出していたり。



入試の出題の傾向と対策をチェックしていたり、売り上げを伸ばさんがために、

ライバル会社の商品や今後の動向などを探っていたり、業界の方向性や時代の趨勢を予見していたり。

題名 - 秘技ニュースの読み方新聞の読み方
投稿


ずらずらと書き綴ったこれらはすべて、今ある状況を維持せんがため、

現状変更を嫌ったがために遣っていること。



「現状を維持しようとしている?」「そんなバカな。」「現状を変えることなんて、ちっとも怖くないのに。」

「それなのに、現状を変えられないなんて言い掛かりは、止して欲しいね。」

題名 - 秘技ニュースの読み方新聞の読み方
投稿


このように、変化を忌避(きひ)している普段の自分の姿が、見えないとおっしゃるのなら、

それならば、その場から幽体離脱してみて、20メートル程引き下がってみることですね。



言おうとしている事が、お分かりになりますでしょうか。

実際に幽体離脱するなんてことは、もちろん現実的には不可能な訳です。



「いや、止めてください。そんなこと、出来るなんて言わないで下さい。気味悪い。」

題名 - 秘技ニュースの読み方新聞の読み方
投稿


そうじゃなくて、自分から20メートル程離れてみて、遠くから己の姿や己の置かれている状況を、客観的に眺めてみるイメージをするのです。

そう、仮想してみるのです。



昨日放送されたテレビドラマの話だったり、芸能界の噂話だったり、芸能界裏情報だったり・・・

ここに、いつものように友達と、他愛もない話をしている自分が居ます。



そういう自分の客観的姿が、20メートル離れても見えないと言うのなら、もう20メートル離れてみることでしょう。

それでもなお、見えないと言われるのなら、更にもう20メートル離れるしかありません。

前のページ < 一覧 > 次のページ