危険察知能力の磨き方！逃げる方法
人生とは何かなんて哲学は捨てろ。
先生や親は一体何を言ってるんだろうという疑問も捨てろ。
題名 - 危険察知能力の磨き方！逃げる方法
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危険察知能力の磨き方！
カナリア学生諸君！死なない方法！逃げる方法！
危険察知能力の磨き方！
死なない方法逃げる方法
日本では
１９１４年に６８７名
１９６３年に４５８名
１９８４年に８３名
１９８５年に６２名
もの尊い命が炭鉱事故で奪われた。
中国では２００５年に、５０００人もの方々が炭鉱事故で亡くなってる。
カナリアは、毒物に敏感なものだから、そんな炭鉱によく連れて行かれたものだった。
１９９５年の地下鉄サリン事件、上九一色村のオウム真理教施設への強制捜査で先頭に立たされたのも 、やはりカナリアだった。
捜査員が手に持つ籠に入っていたのは何だろうかと思ったものだ。
カナリアさん。
しかし、炭鉱や戦場と同じように、学校にも毒ガスが充満してるんだ。
知ってたかい。
どんな毒ガスか、だって？
毒ガスは、こうだ。
何も考えるな。
ただひたすらに勉強をしろ。
人生とは何かなんて哲学は捨てろ。
先生や親は一体何を言ってるんだろうという疑問も捨てろ。
ただひたすらに先生の言うことを聞け。
ただひたすらに親の言うことを聞け。
そして、ただただひたすらに勉強に励め。
勉強する理由は決して求めるんじゃない。
そんなものは、お前には必要ない。
そんなものは死んでから探せばいいんだ。
そして社会に出てがむしゃらに働け。
そして結婚しろ。
子どもを作れ。
老後は年金生活を送れ。
そして最後は安らかに死んでいけ。
だから、なぜそうするかは聞くんじゃない。
お前はただ死ぬまで勉強して働けばいいんだ。
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そこの君。
あなたは、この害毒にいち早く気付いてるんだね。
息苦しいんだろう。
現状から逃れたいんだろう。
だから、そうやって騒いでるんだ。
カナリアみたいに。
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勉強なんかしたくない。
友達なんか要らない。
親なんか要らない。
と、もがき苦しんでるんだ。
そう、君の言うとおり。
みんなの言うことを聞いてたら、勉強して働いて、そしてロバのように死ぬことになる。
あなたの居場所は学校という炭鉱にはありゃしない。
無いなら自らで作るしかない。
カナリア学生諸君、死ぬんじゃない、うまく逃げ切れ。