パフォーマンス好きのナルシスト!
これはいったい誰のための式典なんだろう。
これはいったい何のための式典なんだろう。
題名 - パフォーマンス好きのナルシスト!
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ナルシスト!みんなパフォーマンス好きのナルシスト!
ナルシスト!
官公署で開催された式典を覗いてみる。
首長が挨拶をし、地方議会議長が「おめでとう」と言って挨拶をしている。
他にも地方議会議員が10人ほど来賓として招かれていて、「おめでとうございます」と聴衆に大声を張り上げていた。
どちらも普段は、ふてぶてしく、偉そうなのに、今日は媚びて招集側に礼をしている。
辺りを見渡せば、どうやら役人が大勢動員されているようだ。
いやいや来てる感を漂わせた、いかにも役人とおぼしき私服のセンス達が聴衆側に紛れているからだ。
予想するに、半数が役人だろう。
ただ、私服を着てるから、なんとなく一般聴衆のダサい版みたいには馴染んではいるけれど。
と、このように、官公署で開かれる催し物の、ほとんどが自作自演と決まってる。
と勝手に言い切って。
さて、必要があるから開催したんだ、と説明がある場合は、だいたいが、
下っ端の役人を無理矢理、大勢動員しておいて、必要性というものを創出しているのだ。
普段は税金の使われ方の監視役である筈の議員連中にしたって、
与党も野党も無く、雁首そろえて自作自演を演じてる。
式典の後の記念講演は聴くんですか、
と心の中で聞いてみようとしたら、あろう事か、さっさと帰っちゃった。
これはいったい誰のための式典なんだろう。
これはいったい何のための式典なんだろう。
何れにせよ、税金を払わされる側の、
住民にとっちゃー、関係のない話しのようだ。
式典を開き税金を使い、役人を動員してまた税金を使い、
税金の使い道の監視役である地方議会議員もグルになってまたまた税金を使い込む。
およそ、お金というものは、このようにして、他人によっていい加減に使い込まれる運命なのだ。
およそ、お偉い先生方の頭の中身というものは、お金と色欲と、
傲慢に振る舞い弱者を踏みつけるという快感の中毒に陥ってると決まってる。
ナルシストで、自分勝手で、ケチだと決まってるのだ。
で、動員されてた役人達は、普段いったい何を見て仕事をしてるのだろうか、
んなの分かってんだろー、我らは住民なんか見ちゃいない、上司の顔を見てるんだ。
上司の顔色を伺いながら、ストレスを加重に蓄積させ、命を縮めているんだ。
で、上司の望むことを、昨日せずに今日すれば、愛(う)いやつとなり、出世する。
だから、上司のわがままには、地べたに這いつくばっても我慢し、
何の意味も無いパフォーマンスには何の文句も言わずに付き合って、命令には命を縮めても従ってみせる。
題名 - パフォーマンス好きのナルシスト!
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・・・さあ、どうだ、バカらしいだろう。
役人ごときが、死ぬほど仕事をして、いったい何やってんだ、でしょ。
役場ごときは、暇で小さい程いいんだ。
負担する側である住民にとちゃーそれが一番いい。
でも、首長と来たら、大きくて、とっても忙しい組織作りに精を出す。
何の意味もなさないけれど、忙しく立ち居振舞え、やってる感を十分アピールできるパフォーマンスが大好きなのだ。
トップがそうなんだから、ぶら下がってる部下も大きくうそぶいて、住民の目をくらますことしか考えない。
結局は、「我らは忙しいです」ってことを首長にアピールするようになるのだ。
・・・さあ、どうよ、バカらしいだろう。
題名 - パフォーマンス好きのナルシスト!
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タバコを止めろ。
ストレスを溜めるな。
そして人生を楽しく、との記念講演は、役場の幹部達は聞いていたようだ。
でも、知事をはじめ、地方議会議員10名くらいは、聞かずに帰ってる。
どうだ。
パフォーマンスにも程があるだろう。
ナルシストにも程があるだろう。
こんなパフォーマンス重視、そしてそのナルシストぶりこそが忙しさの根源だ。
現状を変えるには、人間の性根を鍛え直すしかない。
じゃー、僕は失礼、好きなことをさせてもらうね、という具合に、公務員には優秀な人間が居ないのも頷ける。
本質が分かってしまえる程、いけてる人間は居られない生活文化ってことだ。