充実感がある！充実感がない仕事！
何をやっても自由だけど、
何をやったらよいかが分からない我ら。
題名 - 充実感がある！充実感がない仕事！
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充実感がない仕事！充実感がある仕事！仕事に充実感っ？
充実感がない仕事
まったくもって、仕事に充実感が感じられない。
それじゃー、人はなぜ働くのか？
と、そう尋ねられて、「好きだから」と、
スパーっと竹を割ったような心地よい答をされる方はまずいまい。
好きだから働くか。
なんという充実感のある仕事。
なんという充実感のある生き方だろうか。
充実感のない仕事なんかじゃない。
我らのやっているのは充実感のある仕事なんだ。
この喉の渇きを癒すのはもはやその充実感しかないだろう・・・
最初は、人が仕事をする。
次第に、仕事が仕事になる。
最後に、仕事が人を潰す。
人は、だんだんと仕事中毒に陥り、次第に強迫観念に駆られるように仕事に没頭し、
しまいには神経を消耗しきって廃人となる。
何をやっても自由だけど、何をやったらよいかが分からない我らは、
やむなく仕事と契約を交わし社会へとデビューする。
充実感のない仕事に充実感を見つけだす契約である。
そうして、やるべきことを手に入れた我らは、無意味な人生を充実したものへと変えるチャンスを得たことになる。
充実感のない仕事を充実感のある仕事に変えるチャンスを得たのだ。
でも、所詮はやりたいことが何もない我らがすることだ。
やってもやっても、満足感なんて得られやしない。
充実感が味わえないもんだから、もっともっと充実感のない失事へ深く踏み入れることとなる。
でもしかし、仕事には充実感はない・・・いや何もない。
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何もないなら、何かあるまで、
もっともっと深部まで踏み入れるか。
という具合に、何もない人生のまっただ中で、
我らは、頭の中までも虚無に支配されることを避けようとする。
虚無は我らの頭を支配して、狂人へと変えようとする。
題名 - 充実感がある！充実感がない仕事！
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我らはそれに抵抗して、積極的に社会へと関わり正気を保とうとする。
虚無を追い払うほどのインパクトは、どこで手に入れたらいいんだろう。
充実感がない仕事。
充実感がない人生。
充実感がないから、ますます充実感のない仕事や人生へと踏み入れる。