自分探し厨の深層心理てすと【価値観辞典】

いい学校いい会社いい笑顔の作り方

決断力なんて、学校には必要ない。

社会にも必要ない。

題名 - いい学校いい会社いい笑顔の作り方
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いい笑顔の作り方?いい学校いい会社がいい笑顔の作り方!


いい笑顔の作り方



いい高校、いい大学、といういわゆるいい学校へ行き、そしていい会社に入ること。

それが我らのいい笑顔の作り方なのだと、偉い人たちはそう教えてくれた。



いい学校、いい会社、いい笑顔以外の生き方は触れられもしなかった・・・

いい小学校、いい中学校、いい高校、いい大学、いい会社へと行くのがいい笑顔の作り方なんだ。



日本人の価値観は、このように決まってる。

転々と職を変える人は、不安定な生活を送ってて、長く同じ会社に勤める人は、安定したいい笑顔になれる。



少なくとも、制度はそうなってるし、企業や社会はそう思ってる。

でも、一旦就職すれば、なかなか次のステップへ進もうとはしない。



さらに、いい会社へ転職しようとしたり、新たに会社を興そうともしない。

どうして?


題名 - いい学校いい会社いい笑顔の作り方
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簡単な理屈だ。

みんなが、そうしないからだ。



みんなが、就職先をいい笑顔でいられる終の棲家と決めたからだ。

だったら、私は、ここから一歩も動かない。



だって、みんながそうするんなら、真似した方が楽でいい笑顔でいられる。

だいたい、自分に与えられた未来予定図では、いい会社へのいい笑顔の就職で終わりになってる。



続きはない。

と言うことは、もともといい笑顔になる分野は己で切り開くべきなのか。



でも、そんな決断力の持ち合わせはないし。

それもどうしてよ?

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どうしてよって、そんな決断力、学校では教えられてない。

そう、そのとおり。



決断力なんて、学校には必要ない。

社会にも必要ない。



必要ないものは、当然に教える必要もない。

学校や社会に必要なもの、それはいい笑顔の従順な人間に尽きる。



いい笑顔のみんなと協調し、みんなと同じ意見を持つ。

異質なる独自の路線は、学校や社会では害毒と呼ばれるのみ。



我らは、学校にて、いい大学へ行き、いい会社へ行くといういい笑顔の作り方を植え付けられた。

就職してからは、結婚して子供を作り、家を建て、年金生活を送り、後はしぬだけという線路が引かれてる。



このいい笑顔の作り方から抜けるのは、至難だろう。

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