宗派:高野山真言宗
本尊:涅槃釈迦如来
創建年:・弘仁6年(815年)
開基:空海(弘法大師)
正式名:正覚山 菩提院 法輪寺
札所:四国八十八カ所霊場第九番札所
本尊真言:のうまくさんまんだ ぼだなん ばく
御詠歌:大乗の 誹謗もとがも ひるがえし 転法輪の 縁とこそきけ
住所:徳島県阿波市土成町土成字田中198−2
駐車場:10台 境内に隣接
宿坊:なし
鉄道:徳島線鴨島駅下車4.6km
自動車道:徳島自動車道土成ICから約3.1km
8番 熊谷寺 ⇒2.4km⇒
9番 法輪寺 ⇒3.8km⇒
10番 切幡寺
見所
涅槃釈迦如来
四国八八ヶ所霊場唯一で空海(弘法大師)が刻まれたという涅槃釈迦如来とはお釈迦様が横になって亡くなられた時の姿である。
秘仏だが5年に1度は一般公開で見られるチャンスがあるようである。
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四国八十八箇所霊場第九番札所 正覚山 菩提院 法輪寺
第9番札所
しょうかくざん ぼだいいん ほうりんじ
正覚山 菩提院 法輪寺
四国八十八箇所霊場第九番札所である熊谷寺(くまだにじ)は徳島県阿波市土成町にある高野山真言宗の涅槃釈迦如来を本尊とする寺院である。
正式名は正覚山(しょうかくざん)菩提院(ぼだいいん)法輪寺(ほうりんじ)。
巡錫中の空海(弘法大師)がこの地で白蛇を見つけ、白蛇は仏様の使いであることから堂宇を建立し白蛇山法淋寺と号し、釈迦涅槃像を刻んで本尊として開基したといわれている。
当初は現在地より4キロメートル北方の法地ヶ渓にあったが、天正10年(1582年)に長宗我部元親の兵火により焼失。
正保年間(1644年〜1648年)に現在の地に移り正覚山菩提院と改められた。
その後安政6年(1859年)に火災で全焼し、明治時代に楼門や本堂が、大正時代に大師堂が再建されている。
山門(楼門)
楼門(ろうもん)とは2階造りの門のこと。
水屋(みずや)
手洗い場でもいいんだろうけど、水屋(社寺で参詣人が口をすすぎ手を洗い清める所)というらしい。
本堂
賽銭箱っていうのかな。
「奉納」って書いてるから奉納箱なんだろう。
その奥に積み上がっているものは何だろうか?
草鞋(わらじ)である。
昔、松葉杖なしでは歩けなかった人が法輪寺に参拝して歩けるようになったという話から、健脚祈願の願かけにたくさんのわらじが奉納されている。
正面は境内から見た山門である。
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