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金の亡者我利我利亡者守銭奴拝金主義者!

金の亡者我利我利亡者・守銭奴・拝金主義者!大人になるに従って、お金を貯めることばかりに腐心し、お金の使い道を知らない人、いわゆるケチな人、お金のためなら他人がどうなろうが知ったこっちゃない拝金主義者達に囲まれていたんだと気付かされる。

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金の亡者・我利我利亡者・守銭奴・拝金主義者!


金の亡者 拝金主義者 我利我利亡者 守銭奴


驚きといえば、金の亡者、我利我利亡者、守銭奴、拝金主義者という言葉の存在を知った時のことでしょうか。

いったい、どういう人のことを言うんだろうか、自分の周りには居ないけどな、と思ったものです。

しかし、大人になるに従って、お金を貯めることのみに腐心して、お金の使い道を知らない人や、いわゆるケチな人、お金のためなら他人がどうなろうが知ったこっちゃない、と言わんばかりの人など、我々は、実は、彼らのような拝金主義者達に囲まれていたんだな、と気付かされるのです。



彼らに、「お金の量を競ったところで、何が幸せか」と問うたところで、返事が返ってくる筈もなく、今日も新たに、「我利我利亡者(がりがりもうじゃ)がやって来る」のです。

このように、拝金主義者達を見るといつも、「とんねるず」の「ガラガラヘビがやって来た」の歌のメロディーに乗せて、「我利我利亡者がやって来る」というフレーズが、頭の中に浮かんで来るのです。



お金に対する執念に取り付かれている人を、“金の亡者”と申します。

それが極まってしまえば、非情なまでの自己利益追求者となり、“我利我利亡者”と呼ばれるようになります。



ここで仮に、「○○は、我利我利亡者の巣窟だ」と言ってしまった場合、誰が聞いても良い印象を持ちません。

「○○さんは、金の亡者だ」と言った場合も同じことで、これらは批判する時に使われる言葉なのです。

守銭奴、拝金主義者も同様です。



しかし、「あいつは、金の亡者だ」と批判している人も、実は、自分自身も金の亡者と同じようなお金の価値観しか持ち合わせていません。

言う方、言われる方ともに、日々、お金を求め続けているのです。



ただ、批判する側は、非難される立場である金の亡者達のように、お金儲けがどうもうまく行っていないようです。

金の亡者達と同様に、お金が欲しくて欲しくて仕方が無いけど、お金を得ることが出来てないのです。



お金が与えられない鬱積や、金の亡者への羨ましさ、素直に他人を賞賛できないひねくれた性格から来るねたみ、やってもやってもダメな者のひがみ。

実は本音の部分では、お金が好きで好きで仕方が無い癖に、思うようにお金が得られない。

このよう状況下で登場して来たのが「金の亡者」という、さげすみの言葉だったのです。



この言葉を唱えれば、私は、お前達のような非情で忌み嫌うべき存在ではない。

お金儲けのような下等な価値観の持ち合わせは無く、もっと崇高な価値の信奉者なのだ、と自分を正当化し、逃避出来るのです。

己も、「お金こそすべて」の価値観を持っていながら、一言、呪文を唱えて、自らを免罪する訳です。



「分かったよ」

「私も、お金こそすべてという価値観を持った人間だよ、認めよう」

「しかし、金の亡者ほどの非情さは無い」

「その点において私は、偉いとまでは言わないが、彼らとは明らかに違う」



自分の懐具合しか考えない金の亡者、談合する我利我利亡者、食品表示を偽る守銭奴、偽って売った食肉の大金を返金すると言えば、買ってもいないのに群がる拝金主義者達、この世の中は、金の亡者や我利我利亡者、守銭奴、拝金主義者達でいっぱいだったのです。



巷には、財テクや、お金を増やす方法、お金のいい仕事探し、などなどの情報が溢れています。

「老後までのライフプラン」との表題を見付け、如何に人生を有意義に過ごすかの指南書かと思いきや、要するに老後までの財テクの本だったりします。



「成功本」や「啓発本」を読むに至っても、どのようにビジネスに成功し、お金を獲得するかという本だったりします。

お金の量を増やすことじゃなくて、「何故、お金を儲けなければならないか」、「何故お金が必要なのか」についての情報を欲しているのに、それこそ一日中、本屋を探しても見付け出すことは出来ません。



「何故、お金を儲けなければならないのか」、「何故お金が必要なのか」の答えは、この世の中に存在しているのだろうか、と思えるほどに、一に金、二に金、三四が無くて、五に金儲けという具合に、この世の中はお金で埋め尽くされています。



「何故お金を儲けるか」なんてことを、考えている人は居ないんじゃないか、だから、それを本に出来ないんじゃないか・・・たぶんこれが答えなんでしょ。

「何故、お金を儲けなければならないのか」という問いを、この世の中に質(ただ)せば、「そんなもの、ほとんど誰も考えていない」という答えを得ることになったのです。



あれは、いつだったかな・・・金の亡者、我利我利亡者、守銭奴、拝金主義者という言葉の存在を知ったのは。

忘れてしまったけれど、バブル経済の頃は、彼は金の亡者で、あいつは我利我利亡者で、あの人は守銭奴で、彼女は拝金主義者で・・・

そう、あの頃は、金の亡者、我利我利亡者、守銭奴、拝金主義者達が、いっぱい居たよな。



読者あゆむさんからのご感想(2008年12月27日 20:22)


google検索で「拝金主義」を検索してみてこちらに行き着きました。
ご意見を拝読し、「ああ、ほんの2年前の自分のことだ」と不思議な寂寥感を覚えました。



全てがそろばんづくで、金で買えない物はないと思っていた頃の自分がそこにいました。

そのことに気づいた自分が今、ここにいるのですが、我利我利亡者に成っている人をけなすでもなく、見下すでもなく、軽蔑するでもなく、ただ、淡々とこれから先も寿命が尽きるまで生きるのだろうなあとなんとも言い難い平穏を感じています。



読者ゆかさんからのご意見(2003/05/23(金) 10:05:07)


拝金主義のページを読んで 自分が逆拝金主義の思想を知らぬまに養っていたことに気づきました 親から 今までの教育費を返せ! といわれてからずっと お金って何?お金って汚い。そういう考えの中にうずもれていました。



なのにも関わらず、友達のお祝いも 自分の誕生日にもケチケチして意味不明な物品にやたらにお金をかけて・・・かと思うとそんな自分が嫌で慈善団体に寄付してみたり・・・自分は何だろう?何でこんなことするんだろう?

ずっと、もがいていました。
これでようやく 自分もましな人間になれそうです

ありがとう。


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