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夢見る青い鳥症候群とは?実際青い鳥を捕まえた青い鳥症候群
夢見る青い鳥症候群
青い鳥の話は、ベルギーの作家メーテルリンクの作品で、チルチルとミチルの兄妹が幸せになれる青い鳥を探しだすという物語である。
青い鳥は青い鳥を探しだす旅では見つからずに、諦めて帰ってきたら家にいた、というなんともふざけた結論をだしている。
このことから幸せは身近なところにあると導き出させている。
ありふれた生活の中にこそ幸せは存在するのだと理解されるようになっている。
だから、与えられた仕事の中にも幸せはあるんだよ、という都合のよい解釈が多用され、取り敢えずの選択が正解なのだと、現代人の心の拠り所とされている。
また同時に、現在の仕事に不満を感じ理想の職場を求めて仕事を転々とする人を青い鳥症候群として揶揄し戒めてきた。
もっといい仕事があるはず。
きっと自分にぴったりの仕事があるはず。
自分の好きな仕事。
自分の能力を生かせる仕事。
きっとそんな仕事があるはずなのだ。
と、夢見る青い鳥症候群を迷い人だと断じて、世間様に迷惑をかけている己の所業への猛省を促すのである。
事実はそこに隠ぺいされてきた。
実際は家の外に青い鳥がいるにもかかわらずに。
世の中を騒然とさせる不安分子を抑え込むかのように労働へと集中させるのである。
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