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社会の歯車のひとつ!なんて大きくてりっぱな歯車なんだ!
あなたは!

社会の歯車のひとつ!なんて大きくてりっぱな歯車なんだ!あなたは!アメリカのように、「ヒーローになりたくば、飛び込め」方式じゃなくて、日本はみんなが飛び込むから飛び込め」方式でやってきたのだ。

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社会の歯車のひとつ!なんて大きくてりっぱな歯車なんだ!
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社会の歯車のひとつ!
あなたは!


Q

おなまえ = Hirai 2008年10月2日 4:53 メッセージの内容 = 質問


はじめまして、こんにちは。
自分は高2、男です。

突然ですが大人たちはアホすぎると思います。
この日本の教育はなんなんだと?

教師にぶつけました。
理解してもらえません。

「あたりまえ」
なにがあたりまえなのか?




最近知りました。
これは哲学なんですね。

なぜ考えることが1つの「学問」なのか?

まあそれはいいとして。




この「あたりまえ」とは違うこの考えを出すことで、管理人さんはたくさんの否定を受けていると思います。

その対応は今までどうされてきましたか?
参考までに最小限のヒントで教えてください。

正解とも不正解とも言えないので難しくて、しかもわかってもらえないのも悔しくて、でもわかってもらおうとするのがそもそも間違い?




教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。




それと、個人的なことなんですが、管理人さんはどういう系のお仕事されていますか?

どういう人生歩んだとか、夢とか、答えられる範囲で教えてもらえないでしょうか?
すごく興味があります。

最後までお読み頂きありがとうございました。




A


私は敢えて他人から、考え方のヒントを貰うことを止めてきた。

教師を人生の師として仰ぐことを止めてきた。
それでいて、止めたからって、ヒントの要求先を他へは転嫁しなかった。




それは、或る先生から或る先生へと、教えの乞い先を変えたところで何の解決にもならないからだ。

あの先生もこの先生も、結局は、単なるひとつの歯車に過ぎず、我らと同じ人生の迷い人にて、犠牲者の一人なのだ。




我らは、例え高校2年生であったとしても、等しく、世間より突出することを嫌い、他人の目を避け、目立たぬように生き、自分なりの価値観を持つ努力をせず、自己で判断せず、他人に己の進路を決めさせておいて、それでいて、他人からの介入は不本意であるとのパフォーマンスに終始し、また、そういう不憫な自分に陶酔しながらも、「私の人生をいじくるんじゃない」と権利だけは主張してきた。




アメリカのように、「ヒーローになりたくば、飛び込め」方式じゃなくて、日本は、「みんなが飛び込むから飛び込め」方式でやってきたのだ。




でも、かように、大人はずるいけど、もちろん、あなたもずるいんじゃないかな。

大人もあなたと同じく、世間の隅っこの方で目立たぬように、静かに、楽をした人生を送りたいだけなんじゃないかな。

あなたが、「大人はアホ過ぎる」と言っている次の瞬間には、すぐにあなたも大人となりて、学生さんから「あんたは小ずるいアホな大人だ」と侮蔑されるようになるのだ。




今は、学生さんだから、バカでも許されると思ってるんだろうけど、今馬鹿な奴は、明日も馬鹿な訳で、明日も馬鹿な奴は、明後日も馬鹿な奴に変わりないのだ。

結局のところは、「今日バカな学生は、大人になっても馬鹿なんだ」という理屈だ。




大人は我らと同じバカなんだ、だから、私はそんな環境には関わりなく、賢く立ち回らなければ、と、今、そう思ってる学生さんのみが、バカな人間から解き放たれて、自立した人生が送られる。

ここはもう、大人も子供も関係ない。

世の中は、あなたもずるけりゃ、他人もずるいと言うことで、みんな、小ずるいと言うことだ。




みなさん、しょせん我らは社会の歯車のひとつです。
あなたも社会の歯車なら、教師も社会の歯車、私も社会の歯車です。

恥ずかしながら、いや、恥ずかしがることもないけど、いや当り前のことか。

我らは、ひとりも漏れずに、立派な社会の歯車となって、それで何とか飯を食って命をつないでるんです。

だから、「私は社会の歯車だ」って、堂々とすればいいんだ。
だから、教師を責めることは、我ら自身を責めることに等しいこととなるんだ。




我らは誰しも、みんなが一人ひとり自立していて、自身の未来は自身が作ってるんだと、そういう自負があり、気概もあるが、同時にその責任を回避したいという相反する気持ちも持ち合わす。

だけど、我らの人生は、我らの人生なんだけど、立派な社会の歯車に成り下がった惨めったらしい現状を、教師のせいにしたり、学校のせいにしたり、教育のせいにもしたいんだ。




あなた達のクラスメートも、もうすぐ、職業選択の結果として教師になったりする者も出るくるだろう。

そして、或る者は教育委員になったり、教育長に上りつめたりもするんだろう。

そして、なんだ、あいつが教育者か、大したことないな、俺と同じバカじゃないか、という台詞を言う日も、近々、訪れることだろう。




そうです。
教師もあなたと同じバカな人間なんです。

別に飛び抜けて知識がある訳じゃないし、特に、高潔で倫理的に高い訳でもない。
教師も、あなたと同じように、酒を喰らって、ギャンブルにはまったりもするんだ。

なのに、あなたより上の責任感や、洞察力や、判断力を求めても無理なことだ。

あなたが、今、現に教育を受けている教師がバカなように、その教師に教育を授けた教師も、またバカだったのだから。




でも、ここには、かすかな望みも存在する。
教育がすべてを作りだすんだ、という理想が。

だれかが教育しなきゃ、世の中はバカばっかりになる、という教育の功績も認めたいところだ。

その逆に、本音の部分では、自分は自分であって、誰が教育しようが、バカになる奴は勝手になるんだろう、というのもある。

自分の選択として、バカを選んでるだけなんだろうという、教育の無力さも感じさせる。




どうだろう。

我らはバカな教師が何を教育しようとも、そして誰がコンロトールしようとしても、我らは、我らであって、誰の言いなりにもならないのだ、っていうくらいに自立してはいないだろうか。

あなたは、そこまでいろいろと分かってるんだ。
自分が自分の師となればいい。

























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