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共働き子連れ離婚！妻は怒り、そして共働き子連れ離婚！
共働き子連れ離婚
私は、家で家事をして当たり前だと思ってるの？
共働きをしているのにさ。
なぜ私だけ家事をしなければいけないの。
仕事に、家事に、子育てに。
あなたの３倍は働いているのに。
と、共働きの夫婦の子連れ離婚の危機である。
離婚話で喧嘩になれば、あなたはすぐに給料の額を持ち出してくる。
そりゃー、あなたの方が年上だから多いのは当たり前でしょ。
こちらは家事と子育てをやってるんだから、残業もできないのだから少ないのは当たり前でしょ。
なのに、なんとかして家事をしないような屁理屈を考えだしてくる。
共働きゆえの妻の怒りである。
共働き夫婦の子連れ離婚の琴線がここにある。
ねえ、もっとやさしくなってよ。
ねえ、もっと公平に物事を見てよ。
私だって育児でヘトヘトに疲れるときもある。
話を聞いてほしいときもある。
あなたとは、子どもの話はするけど夫婦の会話はないね。
私にはパパはいるけど夫は居ないんだね。
共働き夫婦は子連れ離婚が頭にちらつき出す。
釣った魚にえさはやらないとばかりの無関心さで、妻のことを放置し続けて、妻の私
にとっては愛のない５年、１０年と流れて行くのだ。
夫にとってみれば、らくちんななんてことのない同じ年月なんだろうけど。
妻は怒り。
そして子連れ離婚を決意していく。
気がつくと妻は家庭は保つけど、子どもが大好きだから何も言わないけど、ただ夫には何も期待しなくなる。
子供との生活だけの方がいいとすら思うようになる。
それでも家庭生活は粛々と続いていく。
共働き妻は、徐々に子連れ離婚へとシフトしていく。
本能をコントロールするという前提の上に成り立つ結婚という形態。
自然界にはない不自然な鎖。
誰も何も悪くない、家庭を大切に子どもを大切にしようと頑張っているのに、それなのに避けられない静かな亀裂の恐怖、子連れ離婚の真実味。
どこにでもある夫婦の情景だ。
２人は、亀裂について、もう何も話さない。
その原因がお互いにあると知っているから。
議論は何も生み出さないと知っているから。
目を塞いで歩き続けると決めたから。
ただ、立ち止まると言いようのない虚しさがやってくる。
真実の愛はどこへ行ったんだろう？
と、いうことも考えないで、子連れ離婚へと突入する方が楽になってくる。
新婚当時の「喜」びは、意見の衝突と共にこんなはずじゃないと「怒」りへと変わり、これも自分の選んだ決断だったと、理解し合えない不条理さは「哀」しみに変わり、そして最後はもう何も期待しない、受け入れようという境地にいたり「楽」になる。
そんな「喜怒哀楽」が潜んでいるのかもしれない。
それとも、思いやりを持って前に進んでいけば、幸せが待ってると思いましょうか。
共働きの苦しさは、やがて夫婦でいることの苦しさに変わってくる。
共働き夫婦の子連れ離婚。
不幸なことだけど。
子連れ離婚の方がより幸せな方向に見えてきたりする。
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