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させられたすべてさせられた!すべて他人からさせられた!

このさせられた感は何だろう。何かに生かさせられた感。この他人事のような人生感覚。他人から無理やり働かさせられた感。生活させられた感。このさせられた感は何なんだ。こりゃー我慢するしかない。

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させられた!すべてさせられた!すべて他人からさせられた


すべて他人からさせられた


仕事は嫌だと分かれば辞めたいですよね。

でも、これってちょっと短絡的すぎるだろうか。
我慢して居続けろ。

あなたのためだから。
仕事を辞めろって言う人はしょせん他人ごとだから。

と忠告してくれる人々が自分の周りにはいっぱいいる。



これは何を意味するかと言えば、自分の周りもみんな我慢しているということだろう。
自分は、我慢している人に囲まれているっていうことなのだろう。

いや、自分が我慢する人を寄せ付けているともいえる。
自分が、我慢している人たちの中に身を潜めたといってもいい。

お互い慰め合い傷を舐め合ってきたともいえる。
異質を排除してきたんだ。

同類でかためたのだ。
価値観の同じ人、物事の見方の同じ人を選択したのだ。

自分は知らず知らずのうちに、居心地のいい場所を選んでたらそうなった。

でも、そこが苦しくなった。
嫌になったとは、何を意味するか。

そう、自分の価値観が変わったってことなんだろう。



ちなみに、同じことを好きなことをやってる人に質問してみる。
ぜひやりましょう。

好きなことをしましょう。
頑張りましょう。

って、恐ろしく気持ちのいい返事が返ってくるだろう。
逆に、嫌いなことをやってる人は、今のまま頑張れ。

嫌いなことを我慢してやれ。
その方があなたのためだから。

って、恐ろしく後ろ向きなことを言ってくれるのだ。



そうそう、「うつ病」の方に「頑張れ」は禁句だそうだ。
へー、そうかい。

と、今までは思っていて、そんなのどこか遠くの異質な世界での話であって自分には関係がないのだと思っていたのに。

でも、今のまま頑張れ。
今の場所に居続けろ。

と言われて胸が苦しくなるのである。

はー、そうか。
禁句と言うのは、これのことを言ってたんだ。

一瞬たりとも居たくないのに、そこに居続けろとは確かに苦しい。
って感じましたね。



そして、人生とは、

嫌いなことを止めること、
好きなことを始めること、

だと思うに至る。

私は嫌いなことを止めて、好きなことを始めようと思った。



しかし、嫌いなことを止めようとする。
でも、好きなことが存在しない。

普通はこのジレンマが襲ってくる。
好きなことなんて見えてる方がどうかしてるって。

だから、嫌いなことを止める言い訳として好きなことをやるって言ってんじゃないの。
それを、カッコよく、好きなことをするために嫌いなことを止めるってサ。



嫌いなことを止める。
好きなことを始める。

無謀にもこの2つの矛盾は、一つ一つは関連せずに独立したものとして並び立つ。

今までは、好きなことで食っていかれるようになるまでは、嫌いなことを止めるんじゃないという考え方だった。

でも、それじゃーいつまで経っても誰も目的を達成できやしない。
というほどに人間は器用じゃないのだ。

またそれほど人間余裕もない。

嫌いなことをやってたら、もうそれだけで人生満杯なのである。
疲弊しきって、余力も何もあったもんじゃない。

嫌いなことは、さしずめ、好きなことぺっちゃんこマシーンと言えるだろう。

会社とは、夢壊しマシーン。
組織とは、人間の意欲減退マシーンとなのである。



だから、まずは一方を潰してしまうことにする。
嫌いなことを止めてしまうのだ。

でも、これは嫌いなことをやってる人間からすると、たんなる逃げに映ってしまう。

嫌いなことをやってる人間が、しょうがないな、としぶしぶ認めてくれる
のは、正真正銘、本当に病気になってあわれに没落し朽ちていく姿なのだ。

そして、のちほど、あの人は辛抱が足らなかった。
あの人には根性がなかった。

神経が細やかだった。
だから、生きていけなかったのだ。

と、追い打ちをかけられて。



いかがだろうか。
本当に異常者なのはどちらだろうか。

嫌いなことを止めるという、もっともシンプルな欲求を、絶対にするなという方々。
お金のために嫌なことを我慢し続けろって。

変化するな。
じっとそのまま動くんじゃない。

変化するなら、見栄えを考えろ。
世間体が悪いじゃないか。

嫌いなことをやってる人間とは、本当にやっていて辛くならないのだろうか。
果たして本当に病気なのはどちらなのだろうか。



さて嫌いな世界から飛び出していく稀有な人間。

彼らは嫌いなことをやりながら好きなことを達成してのけた。
言わば嫌いな世界で己を見失うことなく生き残った人種である。

でもこれは相当上級者向けに思われる。
達成率1%という超人クラスだろうか。

そんな超人ほど器用じゃない我ら普通の神経の持ち主は、無謀にも帰りのことなど考えずに好きなことに突入するしか道はない。

だって、そうでもしないと好きなことなんてできっこない。

そう、普通の人々は無鉄砲になってようやく好きなことを成就させることができるぐらいなのだろう。



片道切符で突撃することは決まった。
しかし、自分の周囲を納得させるという問題がまだ残される。

でも、嫌いなことをやってる人間を納得させるのは容易じゃない。
だって価値観が違うんだから。

なんせ、何も変わらずともそれで幸せなんだと言う連中だ。
彼らは嫌いなことをやっていながら楽勝で生きていかれるんだ。

そして、相手は開眼してないのにこちらは開眼してると来てる。
だったら説得する方法は、相手も開眼させることとなるだろうか。

でも、人の価値観を変えようだなんて、我らの人生、2人前を持ってしても無理なことのように思われる。



だから、本当にこちらが病気になる前に病気になったふりをして止めるという手段に出てみることにする。

これも嫌いな世界での生き残りテクニックのひとつである。
そして病気になった、と言えば誰も反論できないという取って置きの方法である。

相手をこちら側にできないのなら。
自分をあちら側にする。

でもあちら側は死ぬほど嫌だから。
相手を騙してこちら側にするのである。

本当に病気で朽ち果てないためにはそうするしかないだろう。



嫌いなことをしている人間は、お金の量で人の人生を測る。
だから、仕事を辞める人間はダメ人間としてレッテルを貼られるのだ。

嫌いなことをしている人間は、苦労の量で人生を測る。
だから、好きなことをやり初めて苦労ばかりしている人間はバカ人間とレッテルを貼られるのだ。

好きなことをやってる人間は嫌いなことをやってる人間の心知らず。
嫌いなことをやってる人間は好きなことをやってる人間の心知らずというところである。



人生とは我慢だって。
それならわざわざ生まれてくる必要なんてない。

我慢して何の人生ぞ。
よくもまあ、そんなひどいことが言えたものだ。

・・・
そうか。

好き好んで生まれてきたわけじゃないか。
このさせられた感からすると。

何かに生かさせられた感。
この他人事のような人生感覚。

これがすべてを決めてたんだ。
働かさせられた感というものだ。

生活させられた感。
この、させられた感。

そりゃー我慢するしかない。


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