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卒業生から在校生へ贈る言葉!学生は免罪符じゃない!

卒業生から在校生へ贈る言葉!学生は免罪符じゃない!ネクタイ姿のサラリーマンにだけはなりたくなかった。ネクタイが鎖に見えてかわいそう。いやみじめである。サラリーマンが仕事に繋(つな)がれた犬のようだ。私はサラリーマンは絶対に嫌だ。

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卒業生から在校生へ贈る言葉!学生は免罪符じゃない!


卒業生から贈る言葉!
学生は免罪符じゃない!


学校を卒業した時、ああ、これで人生も終わりかと、腹を括(くく)ったと言うか、気を引き締めました。楽しい人生もここが終点。

これからは苦しい人生が待つのみと、そう感じたのです。




あらゆる責任を免除された学生時代、親と社会の保護の下(もと)、過度に甘やかされた子供時代、楽しい楽しい人生の夏休み。

いずれにせよ寂しいことです、楽しかった人生のメインディッシュが、とうとう終ってしまうのですから。

残されたのは燃えかすのような人生が有るのみ。まるで消化試合のよう。




ネクタイ姿のサラリーマンにだけはなりたくなかった。ネクタイが鎖に見えて、そう、サラリーマンが仕事に繋(つな)がれた犬のよう。

それ程、嫌で嫌で仕方がなかったサラリーマン、明日から自分がそうなるのです。

「働かなければならない」という地獄への不安と、毎日のように遊び回っていた親しい仲間との悲しい別れ、クルクルとすべての価値軸が180度ひっくり返ります。




「誰も働かない」から「みんな働く」へ、「時間がいっぱい有る」から「時間がぜんぜん無い」へ、「友達がいっぱい居る」から「友達がだんだん居なくなる」へと。

これらは十分過ぎるほど、うら寂しい人生の終焉を演出しているのです。




でも今思い返すと、学生時代の方がよっぽど、人生終わっていたんじゃないだろうかと思えます。

人生の何たるかを知らずして、口を開け、ただよだれを垂らしながら(うっ、汚い、なんて汚い表現なんだ、ゴメンなさい)ヘラヘラ笑い、遊び惚(ほう)けていたのです。

学生という名を騙(かた)った、単なる物事を考えないバカヤローに過ぎなかったんじゃないか。

学生にも程があったんじゃなかろうか。




勉強することで、自分のことや自分の人生のこと、世の中のことや世の中の人々のことなどを、考えなくてもよい地位に置かれたような気になって、汚いお金のためにあくせく働くサラリーマンよりは、自分は清く正しく、人間としてのランクさえ上だったんじゃないかと本気で思っていた、あの頃。




まったくもって、勉強することで無思考の免罪符を手に入れたかのような、そのような都合の良い解釈をしていたのです。

「学生は免罪符なんかじゃない。」




一方、人によっては、「これからは親元を離れて自由に何でも出来る、遂に自由がやって来た」と、そう思われる方もいらっしゃるでしょう。

残りの人生は、誰にも干渉されずに生きていかれるのです。広い世界に向かって羽ばたけるのです。




小さい頃、朝早く起きて今日は何をしようかと思案し、ワクワクしていたことを思い出します。

昼近くまで寝るなんてこと、勿体なくて考えられなかった。そう、睡眠時間は勿体ないものであり、無駄なものと化していました。




遊びたいあまりに、眠い目を擦(こす)り擦り、夜遅くまで起きていたことを思い出します。

勿体ないと言いながらも、実際は、10時間ぐらいたっぷりと寝ていたのでしょうが、卒業とは、その頃のそんな感覚を呼び起こさせるの。

そう、夢が羽ばたいていたあの頃、不可能を知らなかった時代のことです。

























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