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そんなのに構わず自分はタバコを吸う
あなたは、
「他人は死んでもいい」
+
「そんなのに構わず自分はタバコを吸う」
を選ばれました。
そして、あなたは、「絶対付き合いたくない人間タイプ」に選ばれました。
絶対付き合いたくない
人間タイプ |
他人は死んでもいい
そんなのに構わず 自分はタバコを吸う |
絶対に信用できない
人間タイプ |
他人は死んでもいい
でも自分は死にたくないからタバコは吸わない |
表面上の付き合いに留めたい
人間タイプ |
他人には健康であって欲しい
でも自分はタバコを吸う
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積極的に付き合いたい
人間タイプ |
他人には健康であって欲しい
自分も健康でありたいからタバコは吸わない |
そんなの誰が判断したんだ?
と言われれば、当方が勝手に決めさせて頂いたとしか言いようがありません。
しかし、当方だったら、絶対にそんな人とは付き合わない。現に付き合っていない。
あなたなら、どうですか?
「他人は死んでもいい、そんなのに構わずに自分はタバコを吸う」と言われる方と付き合いますか?
人生は一度きりです。今この瞬間も、二度とは有りません。
そんな貴重な時間を、そんな人と過ごすと言うのですか?
こんな人は、「タバコより、自動車の排気ガスの方がもっと有害だろう」とか何とか言い出して、自分の責任を他人に持っていこうとします。
彼と話をする時、喋れば喋る程、説明すれば説明する程、説得すれば説得する程に、全然話が噛み合わない、なんてことに陥るでしょう。
人と話する時の鉄則は、「自分でコントロールできること」と「自分ではコントロール出来ないこと」に分けて話することです。
自分がタバコを吸っていることを、自動車の排気ガスのせいにする人は、タバコを吸う、吸わないという、自分でコントロールできることと、他人が有害な物質を排出するしないという、自分ではコントロールできないことを、ごちゃ混ぜにして喋ろうとします。
そして、それは別に、自動車の排気ガスで無くったっていいのです。
自動車の排気ガスが無くなれば、次は工場の排煙排液を持ってきます。
工場の排煙排液が無くなれば、次に有害化学物質を持ってくるでしょう。
要は、自分がタバコを止めない責任を、他から次から次へと持って来て、そのせいにするのです。
マア簡単に言ってしまえば、単なるマイナス思考者ですね。
プラス思考者は、自分がタバコを止める理由を見付けようとします。
一方、マイナス思考者は、自分がタバコを止めない理由を一生懸命に見付けようとするのです。
またそれは、全てのことに共通していて、自分が幸せでない理由は、お金が無いためとか、経営者に搾取されているためとか、社会が悪いためとか、政治が悪いためとか、教育が悪かったためなどと言い出すのです。
プラス思考者なら、社会や政治や教育は関係が無い、自分が幸せでないのは自分が悪いからだと気が付くところのものを。
プラス思考者は、自分が幸せになるためには、自分がどうすればいいかを考えるのです。
タバコにしたって、自分が止めるか止めないかの、至ってシンプルな話です。
それを、四の五の、四の五のと、あーでもない、こーでもないと、他人の責任にして、決して自分の責任とは言いません。
と申しますか、自分がタバコを吸っているのは、自分の責任であるということに気が付いていないのでしょう。
タバコを吸うことが、自分でコントロール出来ることであるとは、認識していないのでしょう。
きっと、他人から吸わされているかの如く思っているのです。
こんな人と話する時は、「自分でコントロールできることと、自分ではコントロールできないことに分けて話しませんか」と、お願いしてみることですね。
そして、まずは、自分でコントロールできることである、「あなたはタバコを吸いますか、吸いませんか」ということを尋ねてみることです。
「吸います」
という答なら簡単じゃないですか、その人と付き合うのを止めればいいんですから。
自動車の排気ガスのような、自分ではコントロールできないものを、その方と話する必要は端から無いのです。
「吸いません」
と言われるのなら、自動車の排気ガスを徐々に減らすにはどうしたらいいかとか、少しでも自動車の排気ガスをコントロールするにはどうしたらいいかといった、前向きな話もすることは可能なのです。
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この問い自身も、自分ではコントロールできないことと、自分でコントロールできることに分けています。お気付きですか?
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