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禁煙記録2年達成 - 提供「価値辞典」
禁煙2年
禁煙記録といいますか、近頃ちっともタバコが吸いたいと思わない。
これはもう、「タバコが吸いたい病」を征圧したといいますか、鎮圧したといいますか、征服したといいますか、自分自身に対する完全なる勝利なのでしょう。
口先だけでなく、本当の意味に於いて、自らをコントロールできるようになったのです。
2005年10月30日、禁煙記録2年達成!自らを自らでコントロールできる完全なる“生命体”の完成です。
タバコを吸っていた時分、遠い未来の、タバコを止めた精神力の強い自分を、ぼんやりと思い描いて憧(あこが)れていたものです。
そんな強い人間に、果たして自分はなれるのだろうかと思いながら。
そして、そんなに素晴らしい自分が、本当に未来に存在しているのだろうかと。
おっと、その前には、正確な現状分析力が必要でしたね。
タバコは体に悪い。
でも自分は矛盾した行動を取っている。
ここを押さえておく必要があります。
人間は相手の立場になって考え行動しなければならない。
でも、それに反して自分はタバコを吸っている。最低、このことを理解できていなければなりません。
生成工程は差別と同じようなもので、自分は相手の足を踏んでいるのだから、踏まれた人が痛いと言えば、それは止めなければならないのです。
差別は、している方には自覚が無く、されている方には命を晒す危険を要求します。タバコもこれと同じ。
タバコの煙で激烈な打撃を周りに与えているのだから、周囲が「嫌だ」と言えば、それは即ち止めなければならないのです。
自分は、ここまでの現状分析が出来ていたにもかかわらず、でもしかし、タバコが止められなかったのです。
広い世の中には、現状分析が出来ない人も居ます。
いろんな人が居るんですもの、そりゃ居ますよね。
そんな現状分析力の無い人とは、関わらないに限るだけ。
現状を知らないのだから、話することがありません。
自分がどうのこうのじゃありません。
人が嫌と思うかどうかなのです。
この現状を分かってない人と、何を話せばいいのでしょうか?
でも、せっかく現状分析が出来ているにも関わらず、問題を先延ばしにする人が居ます。タバコが止められない人のことです。
単に意気地無しと言えましょうし、弱虫、根性無しとも言えましょう。
ごちゃごちゃ言わずに、タバコを止めればいいのに。
ちょっと前の自分のことだから良く分かります。
過去の自分を分析すればそうなります。
幸い今の自分は、現状分析力が有り、行動力が有り、過去分析力も備わっていると来ています。
考えてみれば、本当に強くなった。
美味しい食事の後に、風流を知らないタバコの煙が流れてきたりなんかすると、猛烈な怒りが込み上げてきたけれど、最近は、「ああタバコを吸ってるんだ」って思うだけですね。
この諦めたような態度、相手にしなきゃいいっていう態度、眼中にないっていう態度、小バカにしたような態度は、怖くて危険な香りが致しますが、要するに、タバコを吸う人間を心の中でバッサリと切り捨てたということなのです。
タバコを吸う人間と言うよりも、過去にタバコを吸っていた自分を切り捨てたと言えばいいでしょうか。
タバコを吸ってる人間よりも、自分は1歩も2歩も前に進んでいるのだ。
いや、100年は差をつけただろう。
タバコを吸っている人間と、今更100年前の話題について、即ちタバコの話のことですが、そんなこと話し合って何をどうしようと言うのですか。
100年前の人間と何を話しようと言うのですか。
100年前の自分はもう既に進化して、未来を見詰めているのです。
体に悪いけど止められないとか、現状も分析できないなどの、100年も前の話題は、100年も前の人間同士がすればいいのです。
タバコひとつ止められない人間とは、話する必要もありません。
いや、100年も前の自分同士でしたかね。
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