白骨温泉:
数年前、雑誌で見た時よりの憧れの地。
標高1,500mに湧き出で、神秘的な乳白色の湯を抱く、乗り鞍岳中腹に潜む秘湯「白船の湯」は、中里介山の未完の長編小説『大菩薩峠』上で「白骨温泉」と称せられ、現在の地名へと。
湧出時には無色透明の、「3日入れば3年風邪を引かない」とされる湯は、空気に触れて白く濁り、天候や気温によっても微妙に変化致します。
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この地が、2004年7月、入浴剤混入を暴露され、大問題になりました。
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発端は、白骨温泉公共野天風呂。
売り物である筈の白濁湯が、透明になってしまっために起きました。
なんと、草津温泉の入浴剤である、草津ハップを混入させて白濁させたのです。
現在(2004.09.17現在)では、ご覧の通りの休業中。
湯船に、湯が張られていないのが確認できると思います。
週刊誌のスッパ抜きも、この角度から撮ったものでしょう。普通に、通行しながら眺められる絵です。
カメラが見ている前で、堂々と入浴剤を撒いてしまったという訳ですね。
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2005年5月の白骨温泉公共野天風呂再開で、写真真ん中には白い湯が戻っていることでしょう。 |